静岡県

出典: Wikipedio


Template:基礎情報 都道府県 静岡県(しずおかけん)は、太平洋に面する、日本の一つ。県庁所在地静岡市

2010年現在、都道府県別人口は第10位である。また静岡市浜松市の2つの政令指定都市富士市沼津の2つの特例市を有する。

目次

概要

令制国伊豆国駿河国遠江国の3国に相当する。このため、東西に広大な県となっており、東西で住民の意識が違ってくる。

このように地域によって差異は認められるものの、県民に根付く県のシンボルとして富士山(静岡県で立地する地域は富士宮市裾野市富士市御殿場市駿東郡小山町)や伊豆半島駿河湾御前崎といったものが挙げられ、県旗もそれらに基づいてデザインされている。

名目上の行政区分では、東日本中部地方東海地方広域関東圏などに区分されている。また、名古屋圏関東地方からも独立した地域として、「静岡(県)地方」とされるケースや、静岡県のみで東海地方とされるケースも存在する。

しかし、糸魚川静岡構造線を挟んで東側と西側に広い面積を占めているため、行政やその他諸々の区分では、これらとは違う区分に属することもある。

とりわけ、関東地方と中部地方の両方に扱われることがある。

地理

安倍川が、糸魚川静岡構造線の南端に当たる。したがって、地質構造は、安倍川を境にして、東側と西側で全く異なっている。

太平洋側気候で温暖、降雪も少ないが、旧井川村と旧水窪町などの山間部はが多く豪雪地帯である。ケッペンの気候区分では大部分は温暖湿潤気候だが、富士山は最暖月の平均気温が6℃しかなく、ツンドラ気候となっている。

北部には富士山や赤石山脈といった3,000m級の山々がそびえ、ここからいくつか河川が流れている。東部は火山が多く、西部には台地が見られる。 また、金魚の形に似ているともいわれている。

right|225px|静岡県白地図 [[ファイル:20091228富士山.jpg|thumb|right|225px|富士山三保半島]]

地形

静岡県の分類

全域を一括する場合

静岡県は、歴史的経緯や人口・面積の比率・経済等を勘案して、東日本に分類されることが多い。しかし、日本の経済の重心が首都圏に偏っている事から、特に経済分野で相対的に弱い西日本を補完するために、西日本に分類されることもある。
静岡県(知事)は、中部圏知事会議関東地方知事会の両方に所属している。中央省庁や民間企業の管轄も、中部地方(東海地方)とする機関と関東地方とする機関が混在している。この場合、中央省庁の出先機関の所在地が、関東は東京に置かれ、中部は名古屋に置かれている場合が多い。

県を分割する場合

大井川で分割して、大井川以東を東日本や関東地方として、大井川以西(旧浜松県)を西日本や中部地方(東海地方)とする場合がある。
糸魚川静岡構造線に則って、安倍川以東を静岡県東部と見なす場合がある。
富士川で分割して、富士川以東を東日本や関東地方として、富士川以西を西日本や中部地方(東海地方)とする場合がある。
商用電源の周波数は、富士川以東が50Hz、富士川以西が60Hzに分かれている。
相模灘に面する伊豆半島東海岸(熱海市、伊東市など)を東日本や関東地方として、それ以外を東海地方とする場合がある。

その他のエリア区分例

(1) 静岡県全域を関東に入れる企業もあれば、(2) 静岡県全域を愛知県西部などと一緒で東海や中部に入れる企業もあり、(3) さらには静岡県全域で東海とする企業もある。(4) 特定の川で静岡県を分割する企業もあるなど、エリア区分は各社ごとに異なる。

企業のエリア区分は、それぞれの監督官庁のエリア区分を反映している物が多いが、基本的に静岡県が地域分類される場合、大まかに分けて次の4分類のいずれかが見られる。

  • 中部(東海)
比較的よく見かける分類である。
  • 関東(関東・甲信越静、広域関東圏など)
次に多いのがこの分類である。また、大井川以西(旧浜松県)のみを「中部(東海)」として、大井川以東を「関東」とする例も、最近では見受けられる。
  • 神静(神奈川県と静岡県)
日本ビクターホシザキ電機(大井川以東のみ)、ダイア建設など、神奈川県全域と静岡県全域を一緒にするエリア区分も少数ながら存在する。この枠組みでは、横浜を業務拠点として、静岡県はその管轄下となるケースが多い。
なお、コカ・コーラセントラルジャパンは、山梨県神奈川県・静岡県の3県全域(旧称:富士コカ・コーラボトリング営業エリア)を富士地区統括としている。
日本金融新聞社のように、首都圏名古屋圏とも別にして、静岡県を単独のエリアとする企業も存在する。この場合、静岡県が「東海」と区分されることがある。
なお、ユニーのように、静岡県全域と山梨県で「静岡ブロック」「山静(甲静)ブロック」とする企業も存在する。

自然公園

富士箱根伊豆国立公園南アルプス国立公園
天竜奥三河国定公園
日本平県立自然公園、奥大井県立自然公園、御前崎遠州灘県立自然公園、浜名湖県立自然公園

プレート

伊豆半島は、本土の中で唯一フィリピン海プレート上にある。プレート境界上に富士山が形成されている。

歴史

※各地域ごとの歴史は「伊豆国」「駿河国」「遠江国」を参照すること。

先史

旧石器時代には1960年62年、静岡県西部の浜北市根堅(現浜松市浜北区根堅)において、約1万4000年前に生息の浜北人の人骨が発見された。2002年9月、科学的な測定法で確認された。浜北人骨は20歳代の女性で身長143センチと考えられている。人骨の発見以来、県内での調査例が増加し、今では200カ所近くに達している。場所は、天竜川左岸の磐田原台地西端一帯、沼津市の背後の愛鷹山南麓、箱根山西麓の3カ所に密集している。<ref>荒木敏夫「静岡県の夜明けと律令体制の成立」 本多隆成・荒木敏夫・杉橋隆夫・山本義彦『静岡県の歴史』山川出版社 1998年 10-11ページ</ref>

縄文時代の遺跡総数は約2000カ所を超える。縄文草創期の遺跡は少ないが、伊豆の国市大仁町仲道A遺跡で土器が出土している。早期になると撚糸文(よりいともん)や押型文(おしがたもん)の土器が集落跡から出土している。その後(約7000~8000年前)愛鷹山南麓から箱根山西麓・伊豆半島にかけて集落が急増し、県中部にかけても広がっていく。縄文前期には、遺跡数が減少するが、前期末から中期・後期前半までになると、遺跡数も増加し、県内の縄文最盛期を迎える。東部では集落遺跡・住居の形と構造・土器・土偶・石棒・石斧などの様相が類似・発達した文化が伊豆半島から掛川市付近まで広がっている。それに対して、西部の遠江平野では、近畿・瀬戸内地域の土器が流入し、伊那谷系の土器なども分布し、東部とは様相を異にしている。また、矢尻として多く使用された石鏃の原料の石材も県内西部の天竜川付近までは、畿内の二上山産出のサヌカイトや下呂石などが大量に使用されているのに対し、東部では八ヶ岳や神津島の黒曜石が主流である。遠隔地との交易・交流が盛んに行われていたことが分かる。縄文後期後半になると遺跡数が、東部では激減し、中・西部では緩減する。一方では儀式用の石器が普及し出す。<ref>荒木敏夫「静岡県の夜明けと律令体制の成立」 本多隆成・荒木敏夫・杉橋隆夫・山本義彦『静岡県の歴史』山川出版社 1998年 12-15ページ</ref>

1958年60年、静岡県西部の三ヶ日町只木(現浜松市北区三ヶ日町只木)で、約7500~9500年前に生息の三ヶ日人の住んでいた遺跡が発見されている。また、約4000~6000年前のものとされる全国的に見ても大規模な集落跡である千居遺跡が静岡県東部の上条地区(現富士宮市)で確認されている。

弥生時代には、静岡市駿河区登呂で、弥生時代の水田、住居跡などが発見されている(登呂遺跡)。

古代

中央から派遣された国司が政務を司る政庁は、国府に置かれ、国衙と呼ばれた。まず、遠江国府は磐田市御殿二宮遺跡が、駿河国府が静岡市駿府城東南地区が候補地としてあがっているが、伊豆国府は三島市内に候補地を見出していない。その土地の国造や新興の有力者が就任した郡司の郡衙は郡家とも呼ばれた。官衙遺跡では、浜松市の伊場遺跡・城山遺跡・梶子遺跡・梶子北遺跡が発掘されている。これらの遺跡は敷智郡家および関連官衙(館・厨)や栗原馬家など地方官衙が複合する遺跡と考えられている。また、これらの遺跡は、出土する木簡から天武朝に溯る事が分かり、柱立建物が13~14棟、絵馬・墨書土器が検出されている。このほか、藤枝市御子ヶ谷遺跡(国指定遺跡)と秋合遺跡は駿河国志郡家遺跡と考えられ、袋井市坂尻遺跡(佐野郡家ヵ)、藤枝市郡(こおり)遺跡(益頭[さしず]郡家ヵ)などの郡衙遺跡の存在が明らかになってきている。<ref>荒木敏夫「静岡県の夜明けと律令体制の成立」 本多隆成・荒木敏夫・杉橋隆夫・山本義彦『静岡県の歴史』山川出版社 1998年 40-43ページ</ref>

遠江国
次の3つの国造を統合
遠淡海国:磐田市に比定。
久努国:袋井市久能に比定。
素賀国:掛川市大須賀に比定。
駿河国
次の2つの国造を統合
珠流河国:伊豆を含む富士川以東に比定。
廬原国:大井川と富士川の間に比定。
伊豆国
駿河国成立から程なく分立した。伊豆諸島を含む。
国造国の比定地については異説が多い。

記紀においては、ヤマトタケルが蝦夷征伐に赴いた時、駿河国でだまし討ちに遭う。その時に草薙剣で草を薙ぎ払って難を逃れたというヤマトタケル伝承が記されており、その地を「草薙」と呼んだ。また、賊を焼き払った野原を「焼津」と呼んだという。

律令制で中央集権国家が形成されるに従って、現在の静岡県内に有った国造は、伊豆国、駿河国、遠江国という3つの令制国に合併・再編された。

律令制下には、遠江国には白輪官牧(しろわのかんまき)があり、その後荘園化し白羽荘と称した。故地は御前崎西方の砂丘地帯から北方の牧之原台地におよぶと推定される。駿河国には岡野(大野)・蘇弥奈の2官牧がある。前者は愛鷹山の東南麓、現沼津市の大岡・金岡・愛鷹を中心とする地域に存在し、後に大岡牧、あるいは大岡荘と呼ばれる荘園になった。後者の位置は明確でないが、現静岡市街地の西北、安倍川藁科川とに囲まれた牧ヶ谷から美和の内牧に至る一帯の山地と思われる。伊豆国では、官牧の存在が明確ではないが、現伊豆市修善寺町に牧之郷という地名がある。後にこれらの地域に武士団が簇生した。<ref>杉橋隆夫「地域の武士社会と政権」 本多隆成・荒木敏夫・杉橋隆夫・山本義彦『静岡県の歴史』山川出版社 1998年 66-68ページ</ref>

伊豆国は畿内から遠いために、流刑地の一つとされていた。一方で、駿河国には藤原南家の末裔(まつえい)の多くが住み着き、土着したようである。

遠江国の国分僧寺は磐田市中央町に、国分尼寺はその北にあったことが確かめられている。駿河国分僧寺は静岡市大谷の片山廃寺がその有力候補とされており、国分尼寺は不明である。伊豆国分僧寺は三島市泉町に、国分尼寺は三島市南町にあった。

中世

伊豆国韮山に流刑された源頼朝が、韮山の武将北条時政と親しくなり、北条政子と結婚した。頼朝は1180年(治承4年)に兵を挙げ、その後の1192年に鎌倉幕府を樹立した。

南北朝時代に入ると、守護大名として、今川氏が駿河国府中(駿府)に入った。14世紀後半に入ると、今川氏は遠江国の守護職も兼ねた。

戦国期には今川氏親期に北条早雲らの力によって、一族の抗争を終わらせ、戦国大名への道を歩んだ。また、応仁の乱の後に、散逸した貴族達が多く逗留(とうりゅう)した。一方の北条早雲は、伊豆国の堀越公方を攻め滅ぼし、それを足がかりに関東の支配へ乗り出す。

駿府を本拠地として、駿河国、遠江国、三河国の3国を支配した今川義元が、桶狭間の戦い織田信長に殺されると、今川氏は弱体化し、三河徳川家康甲斐武田信玄によって、今川氏の領土は分断された。家康は岡崎から浜松に拠を移した。武田信玄が死んで武田勝頼の代になると、一進一退の攻防が続くが、長篠の戦いで敗北を喫すると、武田氏は勢力を弱め、徳川家康は、三河国、遠江国、駿河国の3国を支配する事になる。本能寺の変で織田信長が殺されると、それに乗じて甲斐国と信濃国を攻略し、5国を支配するようになる。

その後、豊臣秀吉が後北条氏を滅ぼすと、1590年には家康は駿府から江戸に移され、代わって駿府には中村一氏が入り、遠江国には掛川に山内一豊堀尾吉晴が入り、それぞれ織田家の家臣が入った。

近世

thumb|240px|right|駿府城 1603年、徳川家康が江戸幕府を開くと後継者の徳川秀忠将軍職を譲り、家康は駿府において大御所政治を敷いた。江戸時代の伊豆国、駿河国、遠江国の3国(以下「豆駿遠三国」と略称)には、幕府直轄領や譜代大名の藩領、旗本領が入り組んでおり、伊豆国には韮山の代官江川太郎左衛門、駿河国には沼津藩の水野出羽守、田中藩の本田紀伊守、小島藩の瀧脇丹後守、遠江国には相良藩の田沼玄蕃頭、横須賀藩の西尾主計頭、浜松藩の井上河内守、掛川藩の太田惣次郎、堀江藩の大澤右京太夫といった具合に領主支配は複雑に変遷している。

近世には江戸日本橋から京都に至る東海道宿場が整備されるが、豆駿遠三国には53の宿場のうち22宿が存在し、各地に宿場町が成立した。東海道は西国諸大名の参勤交代朝鮮通信使琉球使節も通行し、新居関所(今切関所)は箱根関所と並ぶ重要な関所として知られ、大井川では川越制度が整えられ、大井川徒歩が行われた。

thumb|240px|right|新居関所

近世には新田開発が行われ米麦や畑作物の生産が増大したほか、椎茸山葵などの特産物の生産も行われる。また、伊豆や駿河では金銀山での採掘が行われたほか、豆駿遠三国では林業が行われ幕府の御林も設置されていた。

近世後期には天命の大飢饉天保の大飢饉などに際して豆駿遠三国でも凶作や飢饉の被害を受け、強訴や打ちこわし、百姓一揆が発生しており、明和元年(1764年)の駿河小島藩の惣百姓一揆、天明3年(1783年)の駿河御厨一揆、天明6年の遠江笠井・二俣騒動、文化13年の蓑着騒動などが発生している。

文化面では国学を創始した確立した荷田春満の弟子に浜松諏訪神社大祝杉浦国頭がおり、国頭は江戸において春満に学び、春満の姪を妻に迎え浜松で私塾を開き多くの門弟を育てた。そのなかには伊庭村の賀茂明神神職の賀茂真淵がおり、真淵は春満に国学の学問的手法を確立し、地元出身者を含む多くの門弟を育て、豆駿遠三国では春満・真淵との関わりから遠州国学が発達する。 250px|thumb|韮山反射炉 幕末には嘉永6年(1853年)にアメリカ艦隊司令長官ペリーが日本との通商を求めて来航し、翌嘉永7年1月には下田・函館両港が開港する。下田にはアメリカ領事タウンゼント・ハリスが駐在し、安政5年に日米修好通商条約が締結されるまで、玉泉寺はアメリカ総領事館として機能した。また、嘉永6年にはロシアのプチャーチン艦隊も日本との通商を求めて来航し、同年11月1日には下田において幕府側全権と考証を行っている。11月3日には安政の大地震が発生しプチャーチン艦隊のディアナ号は沈没し、日本側では韮山代官江川英龍が主導し、戸田港において代船の造船を行っている。

近代

江戸幕府が倒されて明治維新が起こると、1868年5月には、駿河国の天領沼津藩田中藩小島藩・交代寄合の榊原家の久能陣屋、諸旗本領、遠江国の相良藩横須賀藩掛川藩浜松藩・交代寄合の近藤家の気賀陣屋、諸旗本領が合併されて、静岡藩(70万石)が設置され、徳川将軍家徳川慶喜が入った。同年6月、伊豆国(旧韮山代官領)の地域に韮山県が成立した。同年9月、旧堀江陣屋(5600石、申告1万6石。今の浜松市舘山寺地区)が堀江藩に昇格した。そして、1869年には、駿府は静岡に改名された。

1871年8月29日廃藩置県では、静岡藩は静岡県に置き換わり、堀江藩が堀江県に置き換わった。同年12月31日には、当時の静岡県は分割され、駿河国部分が静岡県となり、遠江国部分は浜松県となった。堀江県は浜松県に編入された。韮山県は、荻野山中県や小田原県と合併して、足柄県となった。

しかし、1876年4月18日には足柄県が分割され、相模国部分は神奈川県に編入され、伊豆国部分は静岡県に編入された。そして、同年8月21日になると、浜松県が廃止されて静岡県に編入された。1878年には、伊豆諸島東京府(現在の東京都)に編入された。

このように、伊豆国、駿河国、遠江国の3国が、1876年に行われた県の合併によって、現在の静岡県となった。

人口

Template:人口統計

行政

静岡県庁では、「住んでよし、働いてよし、訪れてよし」の「富国有徳の日本の理想郷」を創るための施策に取り組んでいる<ref>静岡県 / 応援していただきたい施策の紹介</ref>。「富国有徳」は、前知事石川嘉延の県政キャッチコピー「富国有徳――しずおかの挑戦」にも現れるが、これは現知事川勝平太の著した『富国有徳論』(1995)<ref>
対談部分を除く出版元を変え再版 --

</ref> の思想に賛同したもの。Template:Main

静岡県のイメージキャラクターは「ふじっぴー」(2003年開催 NEW!!わかふじ国体マスコットキャラクター)である<ref>静岡県 / ふじっぴー紹介</ref>。

歴代知事(公選)

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県行政関連施設

しずおかネットテレビ

「しずおかネットテレビ」は静岡県が運営するインターネットテレビ放送である。知事記者会見、県庁ミニ情報、県政ニュースなど7系統のチャネルを用意して県政の広報に努めている<ref>しずおかネットテレビ</ref>。

経済

産業

thumb|250px|right|茶畑とみかんと富士山 Template:Underline

第二次産業の割合が高いが、緑茶みかんに代表される農業やマグロ・カツオ・桜エビなどで有名な漁業、伊豆半島赤石山脈南アルプス)・浜名湖などの観光等のサービス業も盛んである。

電気

富士川を境に県の東部のみ50Hz(ヘルツ=東京電力管轄)。その他は60Hz(中部電力管轄)。新潟県の佐渡島糸魚川市の一部や長野県の一部で電源周波数が県の大半と異にする地域があるものの、同一都道府県内で電源周波数が東西に大きく二分されるのは本県のみであるため、電気の分野では富士川がよく知られている。

テレビCMも、東京電力と中部電力、両方が放送されている。

浜松市北部の佐久間ダム近傍に、東西の電力を相互に融通するための佐久間周波数変換所がある。 また、静岡市清水区中部電力東清水変電所内に同様の目的の東清水周波数変換装置(FC; frequency converter)が建設中であり一部稼働している。

ガス

静岡県内では、静岡ガス系やザ・トーカイ系、中部ガス系を中心として、複数の業者が地域を分けてガス事業を行っている。静岡県内の主な一般ガス事業者は次のとおり。

  • 静岡ガス 本社:静岡市駿河区、供給エリア:静岡市、沼津市、三島市、裾野市、富士宮市、富士市、袋井市、清水町、長泉町、函南町
  • 東海ガス 本社:焼津市、供給エリア:焼津市、藤枝市
  • 中部ガス 本社:愛知県豊橋市、供給エリア:浜松市、磐田市、湖西市
  • 湯河原ガス 本社:神奈川県湯河原町、供給エリア:熱海市
  • 熱海ガス 本社:熱海市、供給エリア:熱海市
  • 伊東ガス 本社:伊東市、供給エリア:伊東市
  • 下田ガス 本社:下田市、供給エリア:下田市
  • 御殿場ガス 本社:御殿場市、供給エリア:御殿場市
  • 島田ガス 本社:島田市、供給エリア:島田市
  • 中遠ガス 本社:掛川市、供給エリア:掛川市
  • 袋井ガス 本社:袋井市、供給エリア:袋井市

地域

Template:Underline [[ファイル:ShizuokaKenMap region2008-11.png|thumb|240px|西部 Template:Color、中部 Template:Color、東部(狭義の東部 Template:Color、伊豆 Template:Color)]]

静岡県は、富士川大井川を境として、東部、中部、西部の3地域に区分される。東部はさらに狭義の東部伊豆に分けることもある。ただ富士川より西にあり中部であった旧富士川町が2008年11月の富士市に編入されたことで富士川による境は実質なくなってしまい、県庁による地域区分でも必ずしも川が境界線とは限らない場合がある。

静岡県内には以下の23511がある。村は旧龍山村が浜松市と合併したことにより2005年6月30日をもって消滅した。

「町」の読み方は、森町のみ「まち」で、それ以外は「ちょう」。

東部

旧駿河国のうち富士川以東、および伊豆諸島を除いた旧伊豆国に相当する。市外局番は0544、0545、055または055Cであり、郵便番号は41から始まる。自動車のナンバープレートはかつては全域で「沼津」であったが、2006年10月から伊豆地域(上記「伊豆」エリア)でご当地ナンバーの「伊豆」が、2008年11月からは富士市、富士宮市、御殿場市などで「富士山」が導入されてからは、新規で沼津ナンバーを配布しているのは、沼津市と駿東郡清水町、長泉町のみである。

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狭義の東部

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伊豆

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中部

旧駿河国のうち富士川以西と、旧遠江国のうち牧之原台地以東に相当する。市外局番は054または054Cであり、郵便番号は42から始まる。自動車のナンバープレートは「静岡」である。

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西部

榛原郡域を除く旧遠江国に相当する。市外局番は053または053Cであり、郵便番号は43から始まる。自動車のナンバープレートは「浜松」である。

浜松市南部、湖西市浜名郡西遠として、浜松市北部を北遠と区分することもある。

ただし例外がある。

  • 御前崎市のうち、旧御前崎町は、旧浜岡町との合併まで中部に属していたことから、市外局番と郵便番号は中部と同じで、合併後も変更されていない。
  • 教育行政上の区分では、掛川市、菊川市、御前崎市は中部教育事務所に管轄される。

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道州制

静岡県を巡る道州制の区割り案について、地方制度調査会(所在地:東京都区部)は、9道州案では中部州、11道州案や13道州案では東海州に含まれるとしている。また、国土交通省広域地方計画では、静岡県は中部圏に含まれるとしている。ただ西部を除く地元住民の多くは道州制で関東入りを望んでおり、特に東部では国政への発言力増大のため、静岡県東部 政令指定都市構想が出される等動きが活発であり、今後の動向が注目される。

交通

東海道の沿線として、古くから関東地方近畿地方とを結ぶ大動脈が整備されて来た。特に浜名湖畔は、首都圏東京鎌倉)と畿内大阪京都奈良)から等距離に位置している。

鉄道

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JR線

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私鉄

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※ 伊東線全線と東海道本線(在来線)熱海駅東日本旅客鉄道の管轄。他のJR線は東海旅客鉄道の管轄。

このように東西に新幹線などの幹線級の鉄道が敷かれており関東、中京、関西を結ぶ大動脈として整備されているが、反面通過点としての意味合いしか持ち合わせておらず大都市圏程の流通はない。現に東海道新幹線では『のぞみ』が県内の全駅を通過している現状もある。

道路

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高速道路

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その外の有料・地域高規格道路など

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主要国道

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※ このほかの詳細は「静岡県の県道一覧」「中部地方の道路一覧」を参照すること。

これらのほかに、地方港湾漁港などがある。

船舶航路

空港

マスメディア

新聞

地方紙
静岡県内を主な購読地域とする地方紙。静岡県内一円に取材拠点を置いており、静岡県内情報や茶業情報については最も詳しい。系列テレビ・ラジオ局を有し、県内に一大メディアグループを築いており県内各界への影響力も大きい。囲碁碁聖戦主催紙の一つでもある。静岡市で印刷している。特定の系列販売店はないので、県内の大半の新聞販売店で購入が可能である。
富士川以西では主に中日新聞、大井川以東では主に東京新聞が販売されている。なお、県内での東京新聞は「統合版」エリアとなっており、発行は朝刊のみ。また、浜松市東海本社があり、静岡県内向け(東京新聞の静岡県版を含む)の編集と発行が行われている。Template:Main
全国紙

全国紙は基本的に東京都もしくは神奈川県愛知県の工場で印刷して静岡県に輸送している物が多い。いずれの新聞も、紙面のうち1~2面程度の広さを静岡県内記事(静岡県版)に割いている。静岡県版は、静岡県東部版、静岡県中部版、遠州版の3つに分けられているが、支局の表示は3つとも同じである。

  • 読売新聞は、静岡県向けの朝・夕刊は神奈川県横浜市瀬谷区の横浜工場で印刷され、大井川以西の同夕刊及び浜松市向けの朝刊は愛知県清須市の清須工場で印刷されている。
  • 朝日新聞は、天竜川以西に限り、名古屋市の名古屋本社(北名古屋市西春工場で印刷)で編集・発行となっている。
  • 毎日新聞は、静岡県向けの朝・夕刊は神奈川県海老名市の毎日新聞首都圏センター海老名工場で印刷されたものが販売されているが、大井川以西の夕刊は名古屋市中区の毎日新聞名古屋センターで印刷されたものが販売されている。
  • 日本経済新聞は、東京本社が編集し、紙面印刷を静岡新聞社に委託している。このため、静岡県内向けには静岡市から各販売所に配送されている。
スポーツ紙

全国向けスポーツ紙は、東京都もしくは神奈川県で印刷して静岡県内に輸送している。紙面の一部を静岡県版として割いている物が多い。

地域密着紙

ごく狭い地域のみで発行される新聞、タブロイド版のものが多い。

  • 伊豆新聞 ※静岡新聞系
    • 伊東版 (伊東市)
    • 下田・賀茂版 (下田市、賀茂郡:東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、伊豆市(旧田方郡土肥町))
  • 熱海新聞 ※静岡新聞系(熱海市、神奈川県湯河原町)
  • 伊豆日日新聞 ※静岡新聞系 (伊豆の国市、伊豆市、田方郡函南町、駿東郡清水町、三島市、沼津市)
  • 日刊伊豆毎日 (熱海市)
  • 岳麓新聞 (御殿場市)
  • 日刊静岡 (御殿場市)
  • 沼津朝日新聞 (沼津市、駿東郡清水町)
  • 沼津新聞 (沼津市)
  • 富士ニュース (富士市、富士宮市)
  • 岳南朝日新聞 (富士宮市、富士市)
  • 岳陽新聞 (富士宮市)
  • 郷土新聞 (掛川市)
  • タウン情報はままつ (浜松市)
  • 日刊焼津港報 (焼津市)

テレビ局

静岡県内を放送範囲とするテレビ放送の免許を持っているのは次の5つの放送局。日本平日本平デジタルタワー日本平テレビ・FM放送所)を親局としている。

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いずれの局も静岡県内のみを放送範囲とするいわゆる県域放送局である。いずれの局も全県で受信可能。SBSとテレビ静岡はアナログ放送に限り、大井川以東と大井川以西で別々の放送免許を持っているため、地域ごとにCMを差し替えるなど別編成の放送が可能である。また、NHKも、大井川以西の地理的・地域的事情を考慮して浜松放送局を開局させたが、浜松局の独自放送はほとんど行われず、機構改革の際に静岡放送局へ統合された。現在は、静岡放送局の支局として、報道取材拠点や資料センター、および中継局の役割を持っている。

県外テレビ局は、富士川以東では関東広域圏神奈川県域局の放送電波を、大井川以西では中京広域圏愛知県域局・三重県域局の放送電波(岡崎市にある豊橋中継局津市にある津テレビ・FM送信所)をそれぞれ受信可能な場所もあるが、本来の放送エリアではないので受信の可否や受信品質については地形その他の条件により大きく違う。

浜松市以西の地域は本来浜松中継局がカバーするエリアであるが、浜松局は県境に比較的近い位置にある大規模局であるため、免許区域外への電波の漏洩(ろうえい、スピルオーバー)を抑えるため、西方向への電波強度を抑えられている。そのため湖西市など一部地域では愛知県の放送のほうが静岡県の放送より受信しやすい環境にあり、また愛知県との結びつきも比較的強い地域であるため、本宮山にアンテナを向けている世帯も多い。また本宮山の電波は磐田市御前崎市辺りまで受信可能であるとの情報も一部Webサイトで見ることができるが、これら地域では日常的に視聴するには電波強度が弱く、また愛知県との結びつきもそれほど強くない地域のため、テレビ東京系の放送を視聴する目的で受信する程度である。

いっぽう県東部・伊豆東海岸はもともと首都圏との結びつきも強く、東京タワーからの電波を視聴可能な世帯や、ケーブルテレビによって首都圏の放送を受信している世帯が多い。

放送電波をアンテナで受信不可能な地域であってもケーブルテレビに加入することで受信可能になるが、一部のケーブルテレビ局は静岡県の放送局に配慮して、系列のないテレビ東京またはテレビ愛知、独立局であるテレビ神奈川などを再送信する。ただし、地上デジタル放送では現在ケーブルテレビ局での再配信について、地元局ならびにキー局が再送信不同意の姿勢をとっている(法的拘束力はない)ため、受信はできない。そのため、一部ケーブルテレビ局ではあるが、地上デジタル放送の区域外再配信が行われているのはNHK東京(首都圏広域放送)とTOKYO MX・テレビ神奈川しかないのが現状となっている。それに対し総務省は「情報の選択は視聴者の自主性が尊重されるべきであり、放送事業者が一方的に決定・制限できる事項とは認められないという大原則を打ち出しており(詳しくは「区域外再送信#難視聴地域問題対策から全国一律化の動き」を参考されたい)総務大臣の裁定が行われた場合区域外再送信が許可される可能性が非常に高い。 2011年の地上デジタル放送完全移行を目途に、テレビ東京系の新局の開局もしくは、テレビ愛知が静岡県へ放送対象地域を拡張する計画がある(宮城県広島県も同様)。これが実現すると、静岡県全域で民放5系列のすべてを視聴できるようになる。

ラジオ局

AMラジオ局
FMラジオ局
  • K-MIX(静岡エフエム放送)(JFN系列)
  • RADIO-i(浜松中継局)
  • NHK静岡放送局
コミュニティFM局

この外に、場所によって首都圏山梨県長野県愛知県の放送も受信可能。また、西部の一部地域ではエフエム豊橋が聴取可能。

ケーブルテレビ

(→Category:静岡県のケーブルテレビ局

インターネット掲示板

  • しずちゃん(静岡県内に関するインターネット掲示板)

教育

義務教育

伝統的に公立小・中学校が義務教育の中心を担っており、地域の公立小中学校への進学者が多い。

自由な校風を特徴とする国立小・中学校や学力指導・生活指導が充実している私立小・中学校も従来から一定の支持を得ていたが、近年、都市部を中心に公立小・中学校に不満を持つ保護者が増え、国立・私立校の人気がさらに高まっている。学校側も、特に私立校においては少子化時代の生徒確保を意識して高校に小・中学校を併設する動きが出ている。教育内容についても、例えば小学生の英語教育で全国的に有名な加藤学園暁秀初等学校など、公立とは異なる特色ある教育を行っている。

高等学校

県内の高等学校については、静岡県高等学校一覧を参照されたい。

伝統的に旧制中学校を前身とする下田北高(2008年に下田南高と統合し下田高となる予定)、韮山高沼津東高富士高清水東高静岡高静岡市立高藤枝東高榛原高掛川西高磐田南高浜松北高浜松西高の各公立高校が地域の進学校とされている。

私立高校についても、浜松日体高日大三島高東海大翔洋高などの大学付属高や、静岡雙葉高不二聖心女子学院高などの中高一貫女子校、中高一貫男子校である静岡聖光学院高といった特色のある高校が存在し、優秀な人材を輩出している。

高等教育

県内にある大学については「Category:静岡県の大学」を参考にされたい。

入学希望者に対し県内の高等教育機関が不足しているため、県内の高校生は県外に進学する者が比較的多い。県内に大手企業の本社が多いこともあって、UターンIターン就職者が比較的多い。

6年制課程または専門職大学院としては、医学部浜松医科大学薬学部静岡県立大学法科大学院静岡大学にそれぞれ存在する。

作品

近年では、静岡県内の市町村は、映画やドラマのロケ招致に取り組み、多くの撮影が行われている。

アニメ・漫画

歴史
西部
中部
東部
伊豆
富士山
架空の地名

※この他、サザエさんで、サザエの母親・フネの実家が静岡にある設定とされている。

ゲーム

文芸

一般的に伊豆半島を舞台にした作品が多い。

音楽

県内でロケが行われた作品

テレビドラマ

その他、富士山麓にある田貫湖などで、富士山をバックとした撮影が行われている経歴がある。

映画

その他

その他、浜松市中田島砂丘でPV撮影多数、大井川鐵道で映画・テレビ・CM撮影実績多数あり。

主力スポーツチーム

脚注

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関連項目

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外部リンク

行政
観光

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